クリニックの開業動機
クリニックの開業をお考えの先生は、きっと色々な理由から、開業をお考えになられていると思います。
日本医師会の「開業動機と開業医(開設者)の実情に関するアンケート調査」によると、
以下のような結果でした。
1位 | 理想の医療の追求 | 42.4% |
---|---|---|
2位 | 将来に限界を感じた | 35.1% |
3位 | 理想の医療の追求 | 26.3% |
4位 | 精神的ストレスに疲弊 | 21.0% |
5位 | 過重労働に疲弊 | 18.6% |
おそらく、今こちらをご覧の方も、理想の医療の追求や、やりがいを求めてという動機と、
勤務医としての労働環境の厳しさを背景とした動機の方が多いと思います。
クリニックの開業後の負担 ~経営管理業務~
クリニックの開業後は、医師という顔だけではなく、経営者の顔も持つことになります。
診療の他にも、お金や人のマネジメントについても、注力していかないといけません。
先ほどのアンケート調査では、開業してから負担になっている業務として、 「スタッフの採用」が65.1%「経理・会計」及び「税務」が4割以上、「資金繰り」が3割強挙げられており、#
勤務医時代には経験のない経営管理業務が大きな負担となっていることがわかります。
クリニック開業では、開業することだけではなく、開業した後の経営管理業務への対応を見据え、
万全の準備を行っておくことが重要だと考えられます。
ゴールではなく、スタートとしての開業支援を
開業支援を行う業者は複数あります。
例えば、我々のような会計事務所の他に、薬局チェーンや、医療機器メーカー、不動産会社、コンサル専門会社等です。
医療会計ドットコムは会計事務所が母体ですので、開業がゴールではなく、開業してからが支援の本番です。
ですから、開業後の経営管理を見据えた提案が可能な点が、我々の強みです。
クリニックを開業するまでの流れ
クリニック開業までの主な流れは以下の通りです。
①事業計画・資金計画の策定
通常、新規開業の際には、自己資金ではなく、一定額の融資を受けることになります。
その際に必要なのが、事業計画です。
クリニック開業後の事業計画を、現実的に、適切に設定することが、
事業融資を受ける第一歩となります。

②開業地の選定

クリニック開業にあたり、どこで開業するかは、非常に重要な戦略の一つです。
地域の人口・世帯数・年齢層などの指標や、ライバルとなるクリニックの有無、
等も踏まえながら、開業地を選定していきます。
③クリニックの内外装の決定
クリニックの内外装は、クリニックの印象に直接繋がりますので重要です。
しかしながら、開業時に支出する費用で、多額になりますので、
金額は慎重に検討しなければなりません。
また、衛生面や安全面などの法規制も検討する必要があるため、
業者の選定の際には、これらの規制に対応できる業者を選ぶ必要があります。

④医療機器などの導入

診療にあたって必要な医療機器や、レセプトを発行するレセコン等、
最低限必要なものを、メーカーや卸売業者から調達することとなります。
その際に、購入かリースかのいずれを選択するかで、資金計画に大きな影響が生じます。
あれもこれもと導入したくなってしまうところですが、
後々資金繰りが大変にならないように、無理のない範囲で導入されることをお勧めいたします。
⑤スタッフ雇用
受付スタッフなどの医療事務スタッフや、看護師などの専門スタッフ等、開業当初から、必要最低限のスタッフの雇用は必要になるといえます。
労務に関しては、労働契約法や労働基準法など、関連する法律が複数あり、その内容も複雑なものが多いため、ご相談の多いもののひとつです。
ご自身ですべて調べていくのもひとつの選択肢ですが、社会保険労務士等の専門家のアドバイスを得ながら採用活動を行っていくことも、選択肢のひとつとして考慮することをお勧めします。

⑥保健所などへの届出

「診療所開設届」、「保険医療機関指定申請」、「開業届」等、保健所や税務署等への各届出が必要になります。
多数ありますので、漏れがないように提出していく必要があります。
医療会計ドットコムの開業支援
医療会計ドットコムは、医業経営コンサルタントとして認定された税理士や社会保険労務士が所属しており、
経営や税務、労務に関する側面から開業支援を行っております。
また、事業計画の作成支援を行うという性質上、
中立で客観的な立場のアドバイスを行うことを重視しているため、
我々から特定の専門業者のご紹介は、原則として行っておりません。
薬剤メーカーや医療機器メーカーは、既にお付き合いされている業者がいらっしゃると思いますので、
調達に関しては、先生の懇意の業者にご相談をお願いしております。
①診療圏分析
最新の統計データと地図データをもとに、診療圏の分析レポートを推計患者数と将来の推計患者数の分析を行います。
個人の感覚や経験など主観的に行われがちな診療圏分析ですが、
弊社では、診療圏分析を専門としているマップソリューション社のソフトを活用して、
可能な限り客観的で正確なデータを基に、診療圏の分析を行います。

②診療圏分析を踏まえた事業計画の作成・資金調達支援
診療圏分析によって検討される推計患者数と、診療科ごとの平均患者単価をベースに、見込の医業収入額を計算していきます。
また、
・目標患者数への到達年月
・土地・建物、機器・設備の調達費用
・開業資金調達方法
・要員計画
等の諸条件を検討し、収支計画・資金計画などの経営計画のシミュレーションを行っていきます。
融資申し込み時に最も重要な、説得力のある経営計画の説明を行うことが出来ます。

③開業前に必要な経理事務の支援・採用コンサルティング
その他、弊社作成の開業前の経理マニュアルによる経理事務の整備(税理士)、
新規採用に関するコンサルティング(社会保険労務士)など、
開業にあたって必要な専門家による支援を行っております。
